Meraki MXのAuto VPNトンネルの切り替わり時間 (Failover/Failback time)の目安は、下記のドキュメントに記載があります。
Meraki SD-WAN - Cisco Meraki
https://documentation.meraki.com/Architectures_and_Best_Practices/Cisco_Meraki_Best_Practice_Design/Best_Practice_Design_-_MX_Security_and_SD-WAN/Meraki_SD-WAN#Failover_Times
Auto VPNトンネルは、Active-Active Auto VPN設定の有無によってトンネルの張り方が変わりますが、 ドキュメントの情報は、Active-Active Auto VPN設定が無効化 (Disabled)の際に、 Primary UplinkからSecondary Uplinkにトンネルが張り替える際の切り替わり時間を示しています。
Active-Active Auto VPNの設定状況が明記されてなかったため、2021年12月頃にサポートに確認しております。
また、Active-Active Auto VPN設定が有効化 (Enabled)の際は、両系のUplink (WAN1 & WAN2)でAuto VPNトンネルを張っているため、 片側で障害が発生しても引き続き通信が行われるとの話でした。
ただし、ネットワーク構成や障害の発生条件によっては、片側のAuto VPNトンネルのダウンが検知されるまでの間に障害経路にパケットが送出されて、 パケット ロスが発生する可能性があります。
なお、Active-Active Auto VPNのトンネルの張り方に関しては、下記の記事にまとめております。