目次
概要
Meraki InsightもしくはSecure SD-WAN Plusのライセンスがあると、Meraki MXは Insight メニュー (Insight > Alerts
)からWANの詳細なアラートの設定が可能となります。
実機やライセンスを持ってない方向けに、画面キャプチャを用いて簡単に要点を紹介します。なお、本記事は2022年01月頃の情報となります。
WANのアラートの種別
WANのアラートには下記の4種類が存在します。
- WAN Uplink status
- WAN Packet loss
- WAN Latency
- WAN Utilization
WAN Uplink status は 100% のパケット ロスが発生が条件となりますが、その他のアラートはUplink (WAN1, WAN2)の指定や閾値の調整が可能となっています。
Merakiの標準アラート (メニュー: Network-wide > Alert
) の方では Primary Uplink のみしか選択できなかったですが、
Insight メニューの WAN Uplink status のアラート設定では、それぞれのUplink (WAN1とWAN2)を個別に選択が可能です。
下記の画像は比較のための メニュー: Network-wide > Alert
の設定画面です。
アラート対象の選択
アラート対象の選択は、個々のNetworkではなく、Networkに紐付けているTagに対して行います。
全てのNetworkを表す All Networks
も指定可能です。
Tagでの指定となるため、本番環境と検証環境で別個のTagを用意しておき、本番環境は発報条件を厳格にし、検証環境はアラートの発報条件を緩めるなどの使い分けが想定されます。
アラートの発報先の指定 (アラートの受信者の指定)
アラートの発報先にはメールとWebhookを選択可能です。
関連ドキュメント
Alerts Management in Meraki Insight - Cisco Meraki
https://documentation.meraki.com/MI/Alert_Management_in_Meraki_Insight