概要
Fuel User Groupと呼ばれるPalo Alto Networks社からのサポートを受けているユーザー会があり、
会員向けにはPalo Alto Networks社のNext-Generation Firewallを体験できるFuel Virtual Labが提供されています。
本記事では、Palo Alto Networks社の製品を体験した方向けに参考情報を記載します。
Fuel User Group自体の活動内容など関しては、下記の情報を参考にしてください。
Fuel User Groupの日本支部に関する記事
パロアルトネットワークス、サイバーセキュリティの革新を目指しユーザーグループ「Fuel」の日本支部を発足 - Palo Alto NetworksFuel User Groupのコミュニティに関する情報
Fuel User Group : 会員について
Fuel User Groupの登録に関する補足ですが、 筆者はFuel User Groupの日本支部での申請を行いましたが、返信がなく申請が通らなかったので、グローバルの方で申請しなおして登録しております。
Fuel Virtual Labの申し込み
Fuel Virtual Labに関する情報は、下記のページに記載があります。
Fuel User Group : Fuel Virtual Lab申請自体は下記のページから行えます。
Fuel Virtual Test Lab
Fuel Virtual Labの利用申請をする前に、Fuel User Groupに登録されている必要がある点に留意してください。
Fuel Virtual Labの使い勝手
Fuel Virtual Labは1回の申請 (1セッション)で4時間分の環境提供となっており、あくまで短い時間で製品の体験を得るために使われるようなイメージになります。
なお、Fuel Virtual Labには審査があり時間を要する可能性があります。
筆者は2回ほど申請して、どちらも審査自体は通りました。ただし、2回目に関しては1ヶ月ほどと長い時間を要しました。
よって、顧客説明用のデモ環境に用いるような使い方は向かない可能性があります。
そのため、頻繁な実機確認を行いたい場合は、PAN-OS (VM-Series)評価版の利用を検討されるのをオススメします。
また、Fuel Virtual Labの実際の操作感ですが、CloudShareのサービスを利用しておりWebブラウザからPalo Alto PAや仮想マシンなどを操作できます。
参考程度にキャプチャ画面をいくつか掲載します。
Fuel Virtual Labは申請が通るとCloudShareサービスのリンクがメールで届き、
期間内で1セッションの4時間分だけ利用できるようになります。期間内であれば開始日時はユーザーに委ねられています。
筆者の際は、約1ヶ月ほどのリモート ラボの開始猶予がありました。
本記事の内容は2022年03月頃の情報を元にしているため、適宜最新の情報を確認してください。