ThousandEyesでCloud AgentのIPアドレスの範囲を特定する場合は、APIを利用して情報を取得します。
また、Cloud Agentだけでなく、Enterprise AgentのIPアドレスの特定も可能です。
ただし、Cloud AgentのIPアドレスの情報は比較的に一定ではあるものの変動する可能性は残しています。そのため、定期的な情報が更新されてないかチェックが必要になります。
メンテナンスなどでIPアドレスが全く新しいものに切り替わる場合は、下記のページで1週間前に通知されるようです。
IPアドレスの変動に伴うメンテナンスの必要性が運用負荷になりそうな場合は、Cloud Agentからの通信にUser Agentを設定しておいて一意に特定する方法も適宜検討してください。
なお、APIの認証にはBASIC認証が用いられており、UsernameにLogin時のEmailアドレスと、PasswordにBasic Authentication Tokenを指定します。
出力形式
出力形式が2種類あり、XML形式とJSON形式でURLが異なります。
JSON形式で出力したい場合は、接尾辞 (Suffix)に .json
を付与したURLになります。
Web Browserでの取得例
認証はBASIC認証を行っているだけであり、認証に用いる特殊なHTTP Headerは必要ないため、一般的なWeb Browserからも情報を取得できます。
Web Browserで、XML形式のURL: https://api.thousandeyes.com/agents もしくは JSON形式のURL: https://api.thousandeyes.com/agents.json を開いて認証情報を入力します。
認証が通るとアドレスのリストが表示されます。
curl コマンドでの取得例
curl
コマンドを利用する場合の例を記載します。
LOGIN_EMAIL:TOKEN
の箇所は、EmailアドレスとBasic Authentication Tokenに適宜置き換えてください。
XML形式
curl --basic --user LOGIN_EMAIL:TOKEN https://api.thousandeyes.com/agents
JSON形式
curl --basic --user LOGIN_EMAIL:TOKEN https://api.thousandeyes.com/agents.json