Meraki Dashboardのパケット キャプチャ時にCloudShark Personal SaaSに連携するための設定方法を記載します。
概要
連携の設定は、CloudShark Personal SaaSのAPIを扱う設定をMeraki Dashboard側で行います。 連携の設定はNetwork単位になります。そのため、Configuration Templateを未使用の場合は、設定対象のNetwork全てに個別の設定が必要になります。
CloudShark Personal SaaSと連携を行うと、メニュー:
Network-wide > Packet captureにて出力先にCloudShark Personal SaaSを指定可能になります。 パケット キャプチャが完了すると、Meraki Dashboard上に自動的にCloudShark Personal SaaSへのURLが表示されて、取得したパケット キャプチャにアクセスしやすい挙動になっています。
設定方法
CloudShark Personal SaaSにて、メニュー:
Preferences > API Tokensに移動します。CloudShark Personal SaaSへのAPIアクセス情報となる
Hostnameとapi tokenの情報を控えます。Meraki Dashboardにて、メニュー:
Network-wide > GeneralのPacket captureセクションで下記の表のように設定を行います。設定項目 設定値 備考 CloudShark integration Enable Cloudshark integration CloudSharkの連携を有効化します。 CloudShark URL CloudSharkの Hostnameを指定筆者の環境の場合は https://www.cloudshark.orgになっておりました。API Key CloudSharkの api tokenを指定
Packet capture セクションの設定個所
CloudShark Personal SaaSへの保存
Meraki Dashboardのメニュー:
Network-wide > Packet captureでパケット キャプチャを実行する際に、出力先としてOutputにStream to CloudSharkを指定します。
Output: Stream to CloudShark パケット キャプチャが完了すると、
View capture on CloudSharkのリンクが表示されます。
View capture on CloudShark のリンク View capture on CloudSharkのリンクに飛んでログインすると、パケット キャプチャの情報が確認できます。
View capture on CloudShark のリンク先 - ログイン前 (Before) 
View capture on CloudShark のリンク先 - ログイン後 (After)