Google Chromeをコマンド ラインで実行する際に --proxy-server=
オプションを用いるとForward Proxyの指定が行えます。
下記はコマンドの実行例になります。実行ファイルのPathと、Forward ProxyのIPアドレスとポートは適宜置き換えてください。
"C:\Program Files\Google\Chrome\Application\chrome.exe" --proxy-server=PROXY-ADDRESS:PORT
筆者が確認した限りでは、既にGoogle Chromeのプロセスが立ち上がっていると、Forward Proxyのオプションは反映されないようでした。
ドキュメント上のForward Proxyのオプションの情報ですが、Google ChromeのベースとなっているChromiumのドキュメントでは下記のページに記載がありました。
また、活用の仕方の話をします。 在宅勤務でSSL-VPN越しに検証用Forward Proxyに接続してテストを行っている際に、OS側のForward Proxyの指定をシステム レベルで切り替えてしまうと HTTPSを用いているSSL-VPN接続にも影響が出てしまいます。 そのため、筆者は影響範囲が限定されるWebブラウザのオプション指定を活用しております。
単純な確認をする分には curl
コマンドを用いてますが、Mirosoft 365のテナント制限の検証のような画面遷移を確認したい場合があるので使い分けをしております。