BIG-IP SSL Orchestrator (SSLO)はモジュールではありますが、実体はiApps LXとなっているためソース コードがあります。
SSLOモジュールを有効化した状態でメニュー: SSL Orchestrator > Configuration
を開くと、SSLO用RPMファイルの初期インストール処理が行われて、ソース コードは下記のディレクトリ配下に展開されます。(v17.0.0時点の情報です。)
ls /var/config/rest/iapps/f5-iappslx-ssl-orchestrator/
補足ですが /var/config/rest/iapps/
配下にiApps LXのパッケージが展開されるのはiApps LXの仕様になります。
The iApps LX package (including the data model, JAVA script code for the processors and custom GUI (when relevant))has been saved or imported to /var/config/rest/iapps/
なお、インストール前のSSLO用RPMファイルは下記のディレクトリ配下に保存されています。
ls /usr/share/packages/f5-iappslx-ssl-orchestrator/
RPMファイル自体の入手は、F5社のダウンロード用サイトからも行えます。
SSLOはiApps LXとして動作する都合でBIG-IP標準機能から外れています。そのため、エラーが発生すると最悪のケースでiApps LXのソース コードを照らし合わせないと解決できない可能性が出てきます。 最悪の事態を想定して、iApps LXのソース コードの配置場所を記憶の片隅に置いておいてください。