本ブログでは今後もMerakiを扱っていく予定ですが、単に画像のキャプチャを見るだけでは面白みが無いため実機を触れる環境を紹介します。
Cisco社のDevNetと呼ばれる開発者向けのWebサイトにSandBoxと呼ばれる環境があります。
その中でもRead Onlyで制約は多々あるものの「Meraki Always On」と呼ばれる環境が気軽に触りやすいためピックアップしました。
DevNetを活用した記事は様々な方が公開されているため、本記事以外も参考にされるのをオススメします。
本記事は2020年5月の画面構成を元にしています。今後変更なる可能性があるのでご注意ください。
目次
- 目次
- 注記
- 1. DevNet SandBoxへの接続
- 2. DevNet SandBoxへのログイン
- 3. 「Meraki Always On」Labsへの接続
- 4. Meraki Dashboardへのログイン情報の控え
- 5. Meraki Dashboardへの接続
- 6. Usernameの入力
- 7. 「Log in to personal account」をクリック
- 8. Passwordの入力
- 9. MSP Portalの画面の表示
- 10. SandBox環境への接続完了
- 最後に
注記
「Meraki Always On」は共用環境になるため取り扱いにはご注意ください。
1. DevNet SandBoxへの接続
まずは、下記のURLに接続して「Get started with Sandbox」をクリックしてみます。
https://developer.cisco.com/site/sandbox/
2. DevNet SandBoxへのログイン
各種アカウントのうちの何れかでログインをします。
3. 「Meraki Always On」Labsへの接続
Sandbox Labsの一覧より「Meraki Always On」をクリックします。
なお、本画面への直接リンクのURLは下記になります。
https://devnetsandbox.cisco.com/RM/Topology
4. Meraki Dashboardへのログイン情報の控え
左ペインに表示されている情報からUsernameとPasswordを控えます。
なお、APIの情報はDevNet本来の用途である開発を行う際に必要になる点を覚えておいてください。
5. Meraki Dashboardへの接続
下記のURLからMeraki Dashboardのログイン画面に接続します。 ちなみに、DevNet SandBox専用向けのログイン画面と言うわけでは無く、通常のMerakiのログインにも利用させるログイン画面になります。
https://account.meraki.com/secure/login/dashboard_login
6. Usernameの入力
先ほど控えたUsernameのメール アカウントを入力して「Next」をクリックします。
7. 「Log in to personal account」をクリック
@cisco.com のメール アカウントでログインを行おうとすると「Log in with Cisco SSO」と「Log in to personal account」の2種類が表示されますが「Log in to personal account」の方をクリックしてください。
8. Passwordの入力
先ほど控えたPassword入力して「Log in」をクリックします。
9. MSP Portalの画面の表示
MSP (Managed Service Provider) Portalと呼ばれる複数のOrganization(組織)を管理するための画面に飛びます。
この画面では「DevNet Sandbox」のOrganizationをクリックします。その他の組織を選んでも、後の画面の左ペインよりOrganization間を簡単に移動できます。
MSP PortalはMerakiを複数の異なる顧客向け(例: 株式会社A, 株式会社B, 株式会社C, ...)に提供するに際して、顧客毎に管理を分けるために使用できます。
一般的には単一組織内(例: 株式会社A)での利用が想定されますので、本画面が表示されない場合も存在します。
10. SandBox環境への接続完了
次の画面が表示されればSandBox環境への接続が完了しました。
最後に
SandBox環境に接続出来さえすれば後は思いのまま触ってみるだけです。もし、満足できなければ実機購入の誘惑が待っているかもしれませんが...。