ThousandEyesのEndpoint Agentのインストーラーが特定のAccount Grooupに紐づかないようになり汎用化しました。
それに伴い、Endpoint Agentのインストール時にConnection Stringを指定するステップが増えています。
特定のAccount Groupに紐づく昔からのインストーラーは Custom Installer(s) と呼ばれ、汎用化されたものは Generic Installer(s)と呼ばれています。
なお、Custom Installer の公開リンクは2024年06月20日以降は利用できなくなります。
ダウンロード済みの古い Custom Installer は今後も使い回せるようですが、新しい Generic Installer の利用が推奨されています。
古い Custom Installer を使い回しても結局は最新バージョンへの更新処理が走るので、クラウド側との不整合が起きないように最初から新しい Generic Installer を利用するのが好ましいです。 課題を解決するためにThousandEyesを導入しているのに、そのThousandEyesでのトラブル対応コストが増えたら元も子もないので。
情報源
事前のアナウンスは2024年03月14日のChangelogで行われています。
2024-03-14
Endpoint Agent: Generic Installers to replace Custom Installers
https://docs.thousandeyes.com/whats-new/changelog#endpoint-agent-generic-installers-to-replace-custom-installers
背景理由はChangelogに記載がありますが、Custom Installerは(Account Groupに紐づく関係により環境によって固有データとなるため、)アンチ ウイルスによってブロックされたり。 企業がサプライチェーン攻撃などの問題を防ぐために厳格化な基準に準拠していっているので、Custom Installerが適切ではなくなったようです。
関連ドキュメント
Install the Endpoint Agent | ThousandEyes Documentation
https://docs.thousandeyes.com/product-documentation/global-vantage-points/endpoint-agents/installing/install-the-endpoint-agent
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下記は Custom Installer 時代の古い内容になります。