ThousandEyesのDashboardにEnterprise AgentとEndpoint Agentを世界地図上に表示する設定方法を記載します。
設定イメージは下記の画面キャプチャになります。
基礎的な設定となりますが、世界地図上にAgentが点在している絵面があると見栄えが良く見えるかもしれませんので参考例として書き起こしました。
ただし、見栄えだけ良くして意思決定者から導入の許可が下りても、ThousandEyesを活用できなければ投資する意味がない点には留意してください。
設定手順
Dashboardの作成
メニュー:
Dashboard
を開き、右上のOptions (...)
ボタンよりCreate New Dashboard
を押下します。Create New Dashboard
の設定画面でのパラメータは適宜修正してください。Account Group Visibility
やView Settings
は、Dashboardが見える範囲 (他のAccount Groupへの公開/非公開)や、デフォルトのDashboardにするか否かを制御できます。Dashboardが作成されて表示ができるのを確認してください。
Enterprise Agent向けWidgetの作成
対象のDashboardに移動してから
Add Widget
ボタンよりAgent Status
を指定します。Editing Agent Status
の画面が表示されます。下記の例を参考にして設定してください。設定項目 設定値 備考 Wdiget 名 Enterprise Agent Status 任意の名称を指定します。本例ではAgent種別を区別するためにEnterprise Agentを明記するようにしています。 Agents Enterprise Agent Agent種別を指定します。 Show 任意 Owned Agents
は自信のAccount Grupに所属するEnterprise Agentのみを対象にします。他のAccount GroupのEnterprise Agentも含めたい場合はAll Assigned Agents
を指定します。先ほどの
Show
のパラメータの指定による見え方の違いを参考例として掲載します。まず設定の前提情報ですが、Account Groupが異なるEnterprise Agentの
Country
のみがChad
(アフリカ大陸に位置するチャド共和国) になるように指定しています。また、設定確認に用いているAccount Group名が SampleCorp で、異なるAccount Group名が ExampleCorp になります。Primary Account Group
が ExampleCorp のEnterprise Agentを、SampleCorp にも所属させています。Show: All Assigned Agents の設定時は、世界地図上のChadの付近にEnterprise Agentが表示されています。
Show: Owned Agents の設定時は、他のAccount GroupのEnterprise Agentは表示しないため、世界地図上のChadの付近には何も表示されていません。
Endpoint Agent向けWidgetの作成
対象のDashboardに移動してから
Add Widget
ボタンよりAgent Status
を指定します。Editing Agent Status
の画面が表示されます。下記の例を参考にして設定してください。設定項目 設定値 備考 Wdiget 名 Endpoint Agent Status 任意の名称を指定します。本例ではAgent種別を区別するためにEndpoint Agentを明記するようにしています。 Agents Ednpoint Agent Agent種別を指定します。 Endpoint Agent向けのWidgetが作成できたのを確認します。