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DatadogでMerakiのイベント ログ種別ごとの比率を割り出す

Datadogの使い方を学ぶ一例として、Merakiのイベント ログ種別ごとの比率を割り出す手順を書き留めます。
自環境でどのようなイベント ログの種別が多いのかを大まかに把握するのを目的にしています。

Merakiのイベント ログ種別ごとの比率

手順

  • メニュー: Logs > Search を開きます。Search for の検索ボックスに source:meraki (表示上: Source:meraki) と入力し、Merakiのログを検索対象にします。ログの検索期間は適宜変更してください。

    検索対象と検索期間の指定

    検索期間の変更後

  • Visual as から Pie Chart を指定して、円グラフ (Pie Chart)が表示されるのを確認します。

    Visual as: Pie Chart (円グラフ)

  • イベント種別ごとにグルーピングして、ログのカウント数を割り出したいため、ByEvent Name (@evt.name) に指定します。

    By: Event Name (@evt.name)

  • 画面右下に @EVT.NAME としてイベント ログの種別が表示されるのを確認します。

    @EVT.NAME (イベント ログ種別)の確認

  • デフォルトでは上位 (1位から10位まで)のイベント ログ種別しか表示されていないため、limit totop (上位)から何位まで表示するかを適宜指定します。

    limit to (表示数の限定)

  • limit to を変更した場合は、必要な数のイベント ログ種別が表示されたのを確認します。

    グルーピング時の表示数 (limit to)の確認

筆者の環境の例

  • 筆者の環境では意図的にMeraki MXのセキュリティ機能で通信を検知させているため、Events dropped の出力数が異様なほど多くなっております。

    Events dropped の比率

    なお、検知テストの方法に関しては、下記の記事を参考にしてください。

    myhomenwlab.hatenablog.com

    myhomenwlab.hatenablog.com

  • Meraki Dashboard上でSecurity Centerを見ると、一日当たりの検知件数が1万 (10,000)件を超えてる日が多いのが分かります。

    Meraki DashboardのSecurity Center

  • Event log 上ではセキュリティ機能での検知対象となった通信が多いため Events dropped で定期的にドロップしているように見受けられます。そのため筆者の環境で Events dropped の比率が最も高かったのは想定内となりました。

Meraki DashboardのEvent log

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myhomenwlab.hatenablog.com