Meraki MXのパフォーマンスの状況と、上位モデルのアップグレードの指標はSummary reportの Device Utilization の情報を参考にします。
PoCなどで特定の拠点だけ先行導入をしているようなケースでは、その後の本格導入に向けて活用できる情報として控えておくと良いかもしれません。
Device Utilizationの算出方法
Device UtilizationはMeraki MXのCPU使用率とトラフィックの負荷に基づいて算出されています。
MX Device Utilization Calculation
The device utilization data reported to the Meraki dashboard is based on a load average measured over a period of one minute. The load value is returned in numeric values ranging from 1 through 100. A lower value indicates a lower load, and a higher value indicates a more intense workload. Currently, the device utilization value is calculated based upon the CPU utilization of the MX as well as its traffic load.
ドキュメント上の情報によると、通常の動作状況においてDevice Utilizationが85%を常に超えている場合が、上位モデルへのアップグレードや負荷の軽減が必要になってる状況を指しています。
Web UIからの確認方法
Web UIから確認する場合は、Meraki MXの所属Network単位での確認になります。
メニュー:
Organization > Summary report
を開きます。NETWORK(S)
の項目で確認対象のMXが所属するNetworkを指定します。Device utilizationの項目に表示される情報を確認します。
APIによるパフォーマンスのスコアの取得
getDeviceAppliancePerformance
のAPIによってパフォーマンス状況をスコアとして取得が可能です。
https://developer.cisco.com/meraki/api-v1/#!get-device-appliance-performance