Meraki DashboardのソースコードからのOrganization IDとNetwork IDの確認方法

Meraki DashboardのソースコードからのOrganization IDとNetwork IDを確認する方法を書き留めます。

情報源と注意事項
概要
実際のソースコードの確認例
- Network Type: Combined hardware
- Network Type: Combined hardware"以外"
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情報源と注意事項

筆者はMeraki Communityのトピックでソースコードからの確認方法を知りました。

community.meraki.com

しかしながら筆者が筆調べた限りでは、2023年03月時点でMerakiの公式ドキュメント上には明記されていないので、情報の正確性が保証がされない可能性があります。

そのため、本記事で想定している活用方法は、Meraki Dashboard APIの簡単な動作確認を行う際に、対象のIDを手っ取り早く調べる程度の使い方を想定しております。

概要

Meraki DashboardのソースコードにはOrganization IDとNetwork IDを指している項目があるため、それらの値を参照すると各IDの割り出しが可能です。ただしNetwork IDの割り出し方法には一癖あり、Network Typeによって参照先の値と接頭辞が異なるので注意してください。

項目	参照先の情報
Organization ID	`Mkiconf.org_id` の値
Combined hardwareのNetwork ID	L_接頭辞 + `Mkiconf.locale_id` の値
Combined hardware以外のNetwork ID	N_ 接頭辞 + `Mkiconf.ng_id` の値

Meraki DashboardのソースコードからのOrganization IDとNetwork IDの確認

実際のソースコードの確認例

確認対象のOrganizationやNetworkを表示してWebブラウザの機能からソースコードを表示します。

Network Type: Combined hardware

Network TypeがCombined hardwareの場合は、下記のソースコードのように Mkiconf.locale_id に値が存在するため、その値に対して L_ の接頭辞を付与します。

例えば、Mkiconf.locale_id = "****1001"; の場合は L_****1001 がNetwork IDになります。

  Mkiconf.org_id = “****1234";
  Mkiconf.org_eid = “********";
  Mkiconf.org_name = "Org_Test";
  Mkiconf.locale_id = “****1001";
  Mkiconf.ng_id = “****1002";
  Mkiconf.ng_eid = “********";
  Mkiconf.network_name = "NW_Combined_hardware";

Network Type: Combined hardware"以外"

Network TypeがCombined hardware"以外" (例: Security appliance)の場合は、下記のソースコードのように Mkiconf.locale_id が null となってしまうため、その代わりに Mkiconf.ng_id の値に対して N_ の接頭辞を付与します。

例えば、Mkiconf.ng_id = "****1002"; の場合は N_****1002 がNetwork IDになります。

  Mkiconf.org_id = “****1234";
  Mkiconf.org_eid = "********";
  Mkiconf.org_name = "Org_Test";
  Mkiconf.locale_id = null;
  Mkiconf.ng_id = “****1002";
  Mkiconf.ng_eid = " ******** ";
  Mkiconf.network_name = "NW_Security_appliance";