Meraki MXにおけるAuto VPNトンネルのダウン検知時間の情報を下記に書き留めておきます。
- Auto VPNトンネルの疎通確認は5秒毎に行われています。
- 検知間隔のタイマー値の変更は行えません。
Auto VPNトンネルのダウン検知時間が主に関わる状況は、下記のイメージ図のように間接リンク障害が発生して、Auto VPNのパケットが届かない状態が考えられます。
本件はあくまでも"ダウン検知時間"の話であるため、 障害を検知してから実際に切り替わるまでのFailover時間と混同しないでください。
また、情報源に関してですが、公式ドキュメント内で仕様に関する記述が見当たらなかったため、 2021年11月頃にサポートに確認した内容となります。 今後、仕様変更やFirmware Upgradeなどで挙動が変わる可能性も考えられる点を留意してください。
2022年08月追記
Auto VPNトンネルのダウン検知は「5秒間隔 * 1回の試行回数」となっており、検知間隔が短いためFlappingが発生する可能性がありますが、試行回数の変更もタイマー同様に変更は出来ず、実装の予定もないそうです。
2022年08月時点でサポートに追加で問い合わせて確認しております。