Meraki MXの Non-Meraki VPN peers
はOrganization全体に対しての設定項目となり、必要に応じて Availability
の設定項目でSite-to-Site VPNトンネルを張る対象Networkを限定できます。
Non-Meraki VPN peers の設定箇所
Non-Meraki VPN peers
の設定は、メニュー: Security & SD-WAN > Site-to-site VPN
の Organization-wide settings
セクションに存在します。
Organization-wide settings
セクションは、その名称の通りにOrganization全体に対して適用される設定となるため、どのNetworkから設定を確認しても同じ設定内容が表示されます。
Availability の設定
Availability
に All networks
を設定した場合は、全てのNetworkが対象範囲に含まれます。
対象Networkを限定するには、予めNetworkにTagを設定しておき、Availability
でTagを指定します。
NetworkのTag
NetworkのTagは、メニュー: Organization > Overview
から設定できます。
下記の画像はNetworkの一覧からTagの情報を確認している例です。
下記の画像は Non-Meraki VPN peers
の対象となるTagを絞って表示している例です。
Non-Meraki VPN peers に対するSite-to-Site VPNトンネルの確立の確認
Availability
の設定で対象Networkを限定している場合は、メニュー: Security & SD-WAN > VPN status
より Non-Meraki peer
の項目を開き、各NetworkにてSite-to-Site VPNトンネルの確立有無を確認します。
検証時の環境に関して
2022年06月頃にdCloudの SASE-Cisco Meraki Secure Edge - Instant Demo
の環境で確認した内容となっております。