ThousandEyesにおけるEnterprise Agentのダウン検知の通知設定は、メニュー: Cloud & Enterprise Agents
の配下に設定個所があります。
メニュー: Alerts
の配下ではない点に留意してください。
設定個所
メニュー: Cloud & Enterprise Agents > Agent Settings
より Enterprise Agents
タブ内の Notifications
タブに通知設定が存在します。
タブの中でタブを切り替えるので設計時には設定項目の見逃しに注意してください。
事前定義済みの設定として、Name: Default Agent Offline Notification
が存在して、デフォルトでは Last Contact ≥ 30 minutes ago
の条件が指定されています。
通知設定のEnterprise Agentへの自動的な通知設定の割り当て
Name: Default Agent Offline Notification
の設定は Default
の設定項目にチェックが入っているため、Enterprise Agentを追加登録した際に自動的に通知設定が割り当てられます。
特に細かい設計方針などがなければ、本設定の条件を修正するのが手軽で着実な設定変更方法になります。
ダウン検知時間の調整
Last Contact ≥ NN minutes ago
の NN
の部分の最小値は5分になります。
ThousandEyesコンポーネントの障害対応で時間を取られていて、本番サービスの障害対応が疎かになったら意味がありません。そのため、極端に障害検知時間を短くすればよいと言い切れないため、ユース ケースに見合った調整をしてください。 要は目的と手段を見誤らないでください。
通知先の指定
コラボレーション ツールなどへ通知したい場合は、Notifications
タブの設定も忘れないように行ってください。
参考程度にメール通知の場合のサンプルを掲載します。
関連ドキュメント
Working with Agent Settings - ThousandEyes Documentation
https://docs.thousandeyes.com/product-documentation/global-vantage-points/working-with-agent-settings#agent-notifications